ロハス生活のススメ › 2012年06月

2012年06月20日

超エコ!素麺の茹で汁で洗髪をしてみました。

夏と言えば、素麺!
うちは1歳の息子も含め、家族全員素麺が大好きです。

今読んでいる本に、面白い情報が載っていました。
その本によると、
「うどんやそば、スパゲティをゆでた汁に油汚れ落としの働きがあり、食器洗いにはもちろん、洗髪にも使えるとのことです!

これは試してみる価値あり!!

ということで、やってみました。
素麺の茹で汁洗髪。

素麺を茹でた時の茹で汁を取っておいて・・・

入浴前に温め直して洗面器へ移し、その中に頭を突っ込んでゴシゴシと洗ってみました。
リンスなどは一切していません。

髪の先端や後頭部を先に洗ったため、頭が逆さまになった時に茹で汁が目・鼻・口に入ってしょっぱかったり沁みたりしましたが、洗い上がりはまずまずです!!

普段は石けんシャンプーで洗ったり、お湯だけで洗ったり、色んな洗い方をしますが
石けんシャンプーほどしっかり洗いすぎている感じはせず、でも、お湯だけよりかはさっぱり感があります

米のとぎ汁だと、もっといい感じに洗い上がるのではないでしょうか。

茹で汁洗髪をやってみる!と言い出したとき、夫はドン引きしてましたが・・・
なかなかいいですよ。
まだたったの1回だし、もうちょっと続けてみて、またご報告したいと思います。

これからの季節は素麺やそば、冷や麦などの麺類を茹でる機会が増えると思います。
モノは試し!です。
皆さんもいかがですか?!

洗髪はちょっと・・・という方は、食器洗いから始めてみてくださいね。

参考文献:すっきりきれい!シンプルクリーニング(ゆうエージェンシー編)
  




Posted by 森口智美 at 20:59Comments(2)エコ

2012年06月19日

ダンボールコンポストの弱点

今日は台風が上陸中ですね。
皆さん、気を付けてくださいね。


ダンボールコンポストも、台風上陸バージョン。

ダンボールコンポストは、その名のとおり、器がダンボールなので、
水濡れが一番の弱点です。

普段、生ゴミからの水分や、基材に染み込ませながらの水分補給をする分には問題ないのですが、雨に濡れてしまうと、ダンボールがふやけてしまいます。

今日みたいに事前に分かっていればいいけれども、突然のスコール+風ともなると、コンポストがずぶ濡れになってしまうこともしばしば。

1、2回のずぶ濡れならまだいいのですが、複数回濡れてしまうとダンボールにもダメージが出始めます。
(熟成中の方の箱は、かなりのダメージを受けていてボコボコになっています)

ダメージが出始めると、持ち上げた時にダンボールが変形したり、破れたり、底が抜けたりしてしまいます。

↑同じダンボールですが、右側は雨に濡れてしまい大きく変形しています。

できるだけ雨には濡れないように対策をしてくださいね。

うちでは、ゴミ袋を被せて上からゴムで留めています。
少しは濡れてしまいますが、大きなダメージはありません。
(大きなビニールがあればきっとほとんど濡れずに済むと思います)

ダンボールコンポストをされる際には、雨濡れにご注意をicon03  続きを読む




2012年06月18日

重曹でむだ毛処理!

蒸し暑くなってきましたね晴れ
薄着になってくると・・・むだ毛が気になりませんか?!
むだ毛処理にも重曹が使えるんです!



やり方は簡単ですよ〜。

①処理したい皮膚とカミソリを水でよく濡らす。
②重曹をたっぷり振りかけて肌に馴染ませます。
(重曹をかけすぎたら水で緩める)
③カミソリでむだ毛を剃る!

重曹を使うと、カミソリ負けしにくいですよー。

重曹を馴染ませるとそれが肌を柔らかくすると同時にカミソリで肌が傷つかないよう守ってくれる・・・という理由だったと思います。

これまで読んだ「重曹の使い方」関連の本や「ナチュラルクリーニング」関連の本、複数冊にこのシェービング方法は載っていました。

どの本も、使う前に水と混ぜてペースト状に・・・とありますが、私は粉のまま肌にダイレクトに振りかけます。結局これが一番楽です。

あと、本によってはグリセリンを混ぜたり・・・ともありますが、私は今のところ重曹のみで快適です!

重曹でのシェービング後は保湿をしっかりしてくださいね。
重曹はお肌の油分も洗い流すので。

とっても簡単でお手軽ですよ!
一度試してみてくださいねー。

あ、男性のひげ剃りにも使えるそうですが、まだ実験できてません。

重曹は、工業用ではなく食用を使ってくださいね。
お肌に使うので不純物の可能性がない方がいいですし、食用の方が粒子がより細かく、お肌に馴染みます。  続きを読む




2012年06月16日

重曹でシンク掃除も簡単!

皆さん、重曹使ってますか?!
重曹を使えば、シンクも素早く綺麗になりますよ!


やり方はかんたーん!

①濡らしたシンクに重曹をフリフリ・・・


②アクリルたわしやスポンジで擦る


③重曹を洗い流し


乾拭きして終了!


重曹の細かくて柔らかい粒子がやさしくシンクを磨きます!
重曹の固さは、具体的には人の爪くらいらしいです。
水に濡れると、重曹の角が取れて柔らかくやさしく汚れを落とします。
汚れよりも固く、シンクよりも柔らかい。
これが傷を付けずに洗い上げる秘訣です!

もっと早くこれを知っていたら、うちのシンクはこんなにも傷だらけにならなかったのになあ。。。

簡単なのでやってみてくださいね〜!  




2012年06月15日

これぞ究極のリサイクル!ダンボールコンポスト/微生物の好物編

ダンボールコンポスト、色々ありますが、面白いですよ〜。
今日はコンポストの中の微生物たちが大好きなものをご紹介します。


ダンボールコンポストの始め方はこちら
ダンボールコンポスト実践編はこちら
ダンボールコンポストの虫編はこちら

息子が今日もコンポストを混ぜようと張り切っています!

ダンボールコンポストを始めて3年・・・
これまで色んな失敗もしながらもやっぱりやめられません。
やめられない一番の理由は微生物がおもしろいこと!
生ゴミがどんどんなくなっていったり、湯気が上がるくらいにあたたかくなったり!

そして、これも大きな動機ですが、ゴミが減ること!
ゴミ箱に生ゴミ臭がないのはとっても気持がいいです。
家庭の生ゴミは基本的にほとんどのものを微生物くんたちが分解してくれます。

さてコンポスト内の微生物くんたちにもどうやら好き/苦手があるようです

特に好物なのが(入れるとホックホクになります!)
・柑橘系の果物の皮
・果物(熟し過ぎは尚良し)
・肉
・油
・小麦粉などの粉類
・エビやカニなど甲殻類!
 (殻が綺麗に無くなりびっくりします!!大好きらしいです)
・肉や魚の煮汁、灰汁
・甘いもの
・ジュース
・米ぬか
・ごはんやパン、パスタなどの主食類


他、大好きではないと思われるものも書いておきます!


嫌いじゃない、まあまあかな・・・なのは(分解はするけどテンションあがらない?!)
・生野菜のくず(火を通したものは分解が早くなります)
・乾物

ダメそうだけど、意外と大丈夫
・魚の骨
 ダメかな?と思うような太い骨も知らない間になくなってます。
 これはきっとダメだ!と思ったマグロのカマもしっかり分解されました。すごーい!

それ苦手?というものは
・卵の殻(細かくなっていくけれどいつまでも残ってる)
・玉葱の皮(なんだかいつまでも残っている感じ・・・)
・バナナの芯(繊維過ぎる?!)
・貝殻(いつまでも残ってる)
・魚以外の骨(骨の周りの軟骨や肉片は綺麗に分解されるけれども骨自体は残る)


入れない方がいいもの
・塩分の強いもの(糠床、塩)
・腐敗したもの(ダメと知らずにかなり長いこと入れてましたが、影響はよく分かりませんでした。一応、ちゃんと分解していたようです)


うちでは、基本的に、「入れない方がいいもの」のところで挙げたもの以外は
なんでも入れてしまいます!
でも、テンションの上がりにくい野菜くずを始め、可能な限りできるだけ細かくしてから投入するようにしています(面倒でそのままポイッと入れてしまうこともよくありますが)。


切り返し(空気を入れるためにかき混ぜる)のことを考えると、投入する生ゴミはできるだけ細かい方が後々やりやすいです。
大きなまま入れるとスコップに突き刺さったりして面倒ですので。。。

また、スコップは2本使って焼きそばを焼くように混ぜるととっても簡単に混ざります。

ずっとコンポストを続けていると、分解中の箱と熟成中の箱の二つを混ぜないといけないので、楽に切り返す工夫も必要かもしれません。
  




2012年06月14日

ナチュラルクリーニングの必需品

明日は和歌山からお義父さん、お義母さんが来てくれるので
お土産のパンやクッキーをじゃんじゃん焼いています!


さて、本題のナチュラルクリーニングですが・・・
興味を持ってもらえていますでしょうか。
とっても簡単だし安上がりでエコだし、環境にも負荷が少なくてロハスだし、子供でも簡単に扱えるし、いいこと尽くめですよー。
汚れが簡単に落ちるのはとっても気持がいいです。

重曹の他にも、いいものがたくさんあるんですよ〜。
うちで使っているもの、ご紹介します。

まずはすでにご紹介済みの重曹
私はチーズシェーカーに入れて使っています。
この穴の大きさがいいんです!
胡椒などを入れるようなものだと穴が小さ過ぎてすぐに詰まってしまいます。

お義母さんからこのチーズシェーカーに入った重曹をいただいたのがナチュラルクリーニングに興味を持つきっかけになりました。


写真左から
クエン酸・・・水垢などのアルカリ汚れを落とします。お酢と作用は同じ。
  うちでは石けんでシャンプーした後のリンスとしても大活躍です。
セスキ炭酸ソーダ・・・これだけで洗濯できます。すごく便利です!
  アルカリが重曹より強く、油汚れを頼もしく落とします。
酸素系漂白剤・・・漂白、殺菌できるだけでなく、洗濯槽洗浄ができます。
  洗濯槽のカビがよく落ちますよ!
ホワイトビネガー・・・日々の殺菌、掃除に大活躍!

これらで家の中の掃除・洗濯は全てまかなっています。
それぞれの詳しい使い方、またご紹介していきますね。  




2012年06月13日

家中の手垢を重曹で落としましょう!

手垢、たまっていませんか?!
パソコンのキーボードと同じ方法で家中の手垢を落としてしまいましょう!


うちにはひとり、怪獣のような息子がいるので・・・

彼の手の届く高さは手垢だらけになってます。

テレビなんてこの有様icon15

ちょうど息子の顔の高さに画面があるので、手垢まみれです。


これもパソコンのときと同様に、薄い重層水を含ませたボロ切れで拭きます


簡単に手垢が落ちていきます!


このとおり、すっきり!


後ろの本棚もクリアに映るようになりました(笑)

うちのテレビはブラウン管テレビなので、画面も構わず重曹で拭きました。
(そのあと、少量の水を含ませた布で拭き、乾拭きしています)
液晶画面は重曹は使えないはずですので、拭き取りは周りの枠だけにしておいてくださいね。

その他にも、例えば、ドアノブだとか、冷蔵庫やオーブン・電子レンジの取手、タンスの引き出し部分、受話器、ポットのボタン、電気のスイッチ・・・
探すと綺麗になりそうなところがたくさんありそうです!

ちょっとしたところが綺麗になると、意外と気持がいいものですよー。
汚れを落としている時にはいつも無心になれます。
汚れとともに、心の汚れ?!も落ちていくかのようです。

家中の手垢を探してみてくださいね。

ところで重曹はほとんどのものに使えますが、使えない素材もあります。

例えば畳に使用すると変色してしまいます(うちでは、畳はお皿洗浄後に使うのと同じ酢水スプレーを使って掃除しています)。
また、アルミニウムも変色させてしまいます(経験済みですicon11)。
あと、革製品にはドライの状態で使えますが、水で練った状態でヌバックに使うと若干変色してしまいました(涙)

私が思い当たるのは今のところこれくらいでしょうか・・・。
心配な場合は目立たないところでチェックしてから使ってみてくださいね。
  




2012年06月12日

これぞ究極のリサイクル!ダンボールコンポスト:虫編

ダンボールコンポストの敵?味方?!
今日はコンポストにやってくる虫たちについて書きます。


ダンボールコンポストの始め方はこちら
ダンボールコンポスト実践編はこちら

最近は1歳4ヶ月の息子が勝手にダンボールコンポストを開けて混ぜたりしています。
なんでも親の真似をするんですねー。
でも気付いたら開けっ放しになっているので虫が入りそう・・・。


当たり前みたいなことですが、生ゴミには虫たちが寄ってきます・・・
ダンボールコンポストを始めるにあたって、多くの方が一番ネックに感じる点ではないでしょうか。
確かに、コンポストには虫が寄ってきます。

分解中の、私達には分からないニオイか何かを感じ取ってやってくるのでしょうか。
普段のコンポストのニオイは、土のニオイに近いのですが、入れるものによっては、例えば肉を入れた時は若干アンモニア?のようなニオイがしたり、多量にニンニクを入れた時はしばらくニンニク臭かったです(賞味期限が切れた大量の乾燥ニンニクを入れました)。

とにかく、臭いなのか何なのか原因は分かりませんが、虫達が集まってきます。

一番にやってくるのは、熟れたバナナによく集まるような小さな虫(小バエに似てるけどハエではない感じのヤツ、プランター周りもよくフラフラ飛んでるような・・・)です。
この虫達は視界に入ると鬱陶しいだけで全く害はありません

居たら嫌なのが、芋虫系でしょうか。
前々回のコンポストには芋虫くんたちが潜んでいました。
多分、アブの子です。いつの間にか、誕生していました。
しばらくうねうね元気そうでしたが、ふ化することなくコンポストのエサになりました。
そして彼らも、見た目がいけてなかったのですが、実害なしでした。

あと、夏に見かけるのがコナダニです。
これはよ〜く見ないと分からないので、気付かないようにあまり見ないようにします(笑)
コナダニもコンポストの中での生態系の一つで、分解を助ける仲間です。
ダニではありますが、人を刺すことはないです。
また、ダンボールコンポストをしていなくても、乾物等の保存食に潜り込んでいたりもする、身近な虫らしいです。
彼らによる実害もなしです。

あと、一番警戒していたのはハエ&ウジの親子ですが・・・
私の経験上、不思議とハエはやってきません。
全く来ない訳ではないけれど、コンポストをやっていない時と遭遇の頻度が変わらないかも。
(うちでは肉類の生ゴミがほとんどないからかもしれませんが)

虫ではありませんが、白いカビもよく生えます。
このカビも、有機物を分解して堆肥にする循環の主要メンバーのようです。
もちろん、カビによる実害もありませんでした。

それで、何が言いたいかといいますと・・・
コンポストをしていると、虫達が寄ってきます。
コンポストをおすすめする以上、その短所もお伝えしなければと思った次第です。

でも、ここはひとつ、虫たちは生態系のひとつだと考えていただけたらと思います。
彼らは人間に悪さをするわけでもなく、せっせと生ゴミを分解してくれています。

コンポストを始めて、私の虫達への認識は少し好意的になりました。

しかし!
だからと言って虫たちウエルカム!な訳ではありません
虫に好意的になったからと言って、大好きなのではないですし、できれば会いたくないし、ご近所にも迷惑を掛けたくないのでしっかりと防虫の努力はしています。

虫がコンポストに入るのを防ぐ方法をご紹介します。

・コンポストキャップをしっかり、ぴったりつける(最も有効な手段です)
うちでは、不要Tシャツをリメイクして作っています。
もしぴったりしていなかったらゴムバンドをするのもおすすめ(分かりにくいですが、奥のストライプのキャップは緩いのでゴムバンドでとめています)。

・生ゴミは基材の表面に出ないように埋め込む(特に生肉や生魚)
・生肉や生魚などは虫が寄りやすいので、できれば加熱してからコンポストへ入れる。
(うちでは、傷んだ生肉などは少量の湯で茹でて、茹で汁ごとコンポストへ入れます。これをすると、コンポストのテンションがすごく上がります!多分、微生物の大好物です)
・コンポストキャップに、木酢液(あれば)をスプレーして虫が嫌がる臭いをつけておく。

私の気持ちなのですが・・・
虫が湧いても、くれぐれも、殺虫剤など使われないようにしていただけたらな〜と思います。
万が一、虫が発生してそれをどうにかしたい場合は、黒いビニール袋に入れて熱でやっつけるという手もあるらしいです。

コンポストをやって、虫達も微生物と同じく、有機物分解の立役者の一員であることに気付き・・・
これまでの自分の生活がいかに虫と分離していたか、そして、自然の循環からかけ離れていたかということに気付きました。


人間も虫も、同じ生態系の仲間・・・なんですよね。

っていうのはちょっと大袈裟でしょうか。
でも、なんだか価値観が変わったような気がします。

最近読んだ自然農法の本が何冊かありますが・・・コンポストを通してうっすら感じていた虫達への意識は間違っていなかった!と確信できました。

近く、農作業を始めるつもりでいますので、その辺も書けたらなあと思っています。
かなり長くなりましたので、今日はこのへんで・・・。