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2012年06月12日
これぞ究極のリサイクル!ダンボールコンポスト:虫編
ダンボールコンポストの敵?味方?!
今日はコンポストにやってくる虫たちについて書きます。
ダンボールコンポストの始め方はこちら
ダンボールコンポスト実践編はこちら。
最近は1歳4ヶ月の息子が勝手にダンボールコンポストを開けて混ぜたりしています。
なんでも親の真似をするんですねー。
でも気付いたら開けっ放しになっているので虫が入りそう・・・。
当たり前みたいなことですが、生ゴミには虫たちが寄ってきます・・・
ダンボールコンポストを始めるにあたって、多くの方が一番ネックに感じる点ではないでしょうか。
確かに、コンポストには虫が寄ってきます。
分解中の、私達には分からないニオイか何かを感じ取ってやってくるのでしょうか。
普段のコンポストのニオイは、土のニオイに近いのですが、入れるものによっては、例えば肉を入れた時は若干アンモニア?のようなニオイがしたり、多量にニンニクを入れた時はしばらくニンニク臭かったです(賞味期限が切れた大量の乾燥ニンニクを入れました)。
とにかく、臭いなのか何なのか原因は分かりませんが、虫達が集まってきます。
一番にやってくるのは、熟れたバナナによく集まるような小さな虫(小バエに似てるけどハエではない感じのヤツ、プランター周りもよくフラフラ飛んでるような・・・)です。
この虫達は視界に入ると鬱陶しいだけで全く害はありません。
居たら嫌なのが、芋虫系でしょうか。
前々回のコンポストには芋虫くんたちが潜んでいました。
多分、アブの子です。いつの間にか、誕生していました。
しばらくうねうね元気そうでしたが、ふ化することなくコンポストのエサになりました。
そして彼らも、見た目がいけてなかったのですが、実害なしでした。
あと、夏に見かけるのがコナダニです。
これはよ〜く見ないと分からないので、気付かないようにあまり見ないようにします(笑)
コナダニもコンポストの中での生態系の一つで、分解を助ける仲間です。
ダニではありますが、人を刺すことはないです。
また、ダンボールコンポストをしていなくても、乾物等の保存食に潜り込んでいたりもする、身近な虫らしいです。
彼らによる実害もなしです。
あと、一番警戒していたのはハエ&ウジの親子ですが・・・
私の経験上、不思議とハエはやってきません。
全く来ない訳ではないけれど、コンポストをやっていない時と遭遇の頻度が変わらないかも。
(うちでは肉類の生ゴミがほとんどないからかもしれませんが)
虫ではありませんが、白いカビもよく生えます。
このカビも、有機物を分解して堆肥にする循環の主要メンバーのようです。
もちろん、カビによる実害もありませんでした。
それで、何が言いたいかといいますと・・・
コンポストをしていると、虫達が寄ってきます。
コンポストをおすすめする以上、その短所もお伝えしなければと思った次第です。
でも、ここはひとつ、虫たちは生態系のひとつだと考えていただけたらと思います。
彼らは人間に悪さをするわけでもなく、せっせと生ゴミを分解してくれています。
コンポストを始めて、私の虫達への認識は少し好意的になりました。
しかし!
だからと言って虫たちウエルカム!な訳ではありません。
虫に好意的になったからと言って、大好きなのではないですし、できれば会いたくないし、ご近所にも迷惑を掛けたくないのでしっかりと防虫の努力はしています。
虫がコンポストに入るのを防ぐ方法をご紹介します。
・コンポストキャップをしっかり、ぴったりつける(最も有効な手段です)
うちでは、不要Tシャツをリメイクして作っています。
もしぴったりしていなかったらゴムバンドをするのもおすすめ(分かりにくいですが、奥のストライプのキャップは緩いのでゴムバンドでとめています)。
・生ゴミは基材の表面に出ないように埋め込む(特に生肉や生魚)
・生肉や生魚などは虫が寄りやすいので、できれば加熱してからコンポストへ入れる。
(うちでは、傷んだ生肉などは少量の湯で茹でて、茹で汁ごとコンポストへ入れます。これをすると、コンポストのテンションがすごく上がります!多分、微生物の大好物です)
・コンポストキャップに、木酢液(あれば)をスプレーして虫が嫌がる臭いをつけておく。
私の気持ちなのですが・・・
虫が湧いても、くれぐれも、殺虫剤など使われないようにしていただけたらな〜と思います。
万が一、虫が発生してそれをどうにかしたい場合は、黒いビニール袋に入れて熱でやっつけるという手もあるらしいです。
コンポストをやって、虫達も微生物と同じく、有機物分解の立役者の一員であることに気付き・・・
これまでの自分の生活がいかに虫と分離していたか、そして、自然の循環からかけ離れていたかということに気付きました。
人間も虫も、同じ生態系の仲間・・・なんですよね。
っていうのはちょっと大袈裟でしょうか。
でも、なんだか価値観が変わったような気がします。
最近読んだ自然農法の本が何冊かありますが・・・コンポストを通してうっすら感じていた虫達への意識は間違っていなかった!と確信できました。
近く、農作業を始めるつもりでいますので、その辺も書けたらなあと思っています。
かなり長くなりましたので、今日はこのへんで・・・。
今日はコンポストにやってくる虫たちについて書きます。
ダンボールコンポストの始め方はこちら
ダンボールコンポスト実践編はこちら。
最近は1歳4ヶ月の息子が勝手にダンボールコンポストを開けて混ぜたりしています。
なんでも親の真似をするんですねー。
でも気付いたら開けっ放しになっているので虫が入りそう・・・。
当たり前みたいなことですが、生ゴミには虫たちが寄ってきます・・・
ダンボールコンポストを始めるにあたって、多くの方が一番ネックに感じる点ではないでしょうか。
確かに、コンポストには虫が寄ってきます。
分解中の、私達には分からないニオイか何かを感じ取ってやってくるのでしょうか。
普段のコンポストのニオイは、土のニオイに近いのですが、入れるものによっては、例えば肉を入れた時は若干アンモニア?のようなニオイがしたり、多量にニンニクを入れた時はしばらくニンニク臭かったです(賞味期限が切れた大量の乾燥ニンニクを入れました)。
とにかく、臭いなのか何なのか原因は分かりませんが、虫達が集まってきます。
一番にやってくるのは、熟れたバナナによく集まるような小さな虫(小バエに似てるけどハエではない感じのヤツ、プランター周りもよくフラフラ飛んでるような・・・)です。
この虫達は視界に入ると鬱陶しいだけで全く害はありません。
居たら嫌なのが、芋虫系でしょうか。
前々回のコンポストには芋虫くんたちが潜んでいました。
多分、アブの子です。いつの間にか、誕生していました。
しばらくうねうね元気そうでしたが、ふ化することなくコンポストのエサになりました。
そして彼らも、見た目がいけてなかったのですが、実害なしでした。
あと、夏に見かけるのがコナダニです。
これはよ〜く見ないと分からないので、気付かないようにあまり見ないようにします(笑)
コナダニもコンポストの中での生態系の一つで、分解を助ける仲間です。
ダニではありますが、人を刺すことはないです。
また、ダンボールコンポストをしていなくても、乾物等の保存食に潜り込んでいたりもする、身近な虫らしいです。
彼らによる実害もなしです。
あと、一番警戒していたのはハエ&ウジの親子ですが・・・
私の経験上、不思議とハエはやってきません。
全く来ない訳ではないけれど、コンポストをやっていない時と遭遇の頻度が変わらないかも。
(うちでは肉類の生ゴミがほとんどないからかもしれませんが)
虫ではありませんが、白いカビもよく生えます。
このカビも、有機物を分解して堆肥にする循環の主要メンバーのようです。
もちろん、カビによる実害もありませんでした。
それで、何が言いたいかといいますと・・・
コンポストをしていると、虫達が寄ってきます。
コンポストをおすすめする以上、その短所もお伝えしなければと思った次第です。
でも、ここはひとつ、虫たちは生態系のひとつだと考えていただけたらと思います。
彼らは人間に悪さをするわけでもなく、せっせと生ゴミを分解してくれています。
コンポストを始めて、私の虫達への認識は少し好意的になりました。
しかし!
だからと言って虫たちウエルカム!な訳ではありません。
虫に好意的になったからと言って、大好きなのではないですし、できれば会いたくないし、ご近所にも迷惑を掛けたくないのでしっかりと防虫の努力はしています。
虫がコンポストに入るのを防ぐ方法をご紹介します。
・コンポストキャップをしっかり、ぴったりつける(最も有効な手段です)
うちでは、不要Tシャツをリメイクして作っています。
もしぴったりしていなかったらゴムバンドをするのもおすすめ(分かりにくいですが、奥のストライプのキャップは緩いのでゴムバンドでとめています)。
・生ゴミは基材の表面に出ないように埋め込む(特に生肉や生魚)
・生肉や生魚などは虫が寄りやすいので、できれば加熱してからコンポストへ入れる。
(うちでは、傷んだ生肉などは少量の湯で茹でて、茹で汁ごとコンポストへ入れます。これをすると、コンポストのテンションがすごく上がります!多分、微生物の大好物です)
・コンポストキャップに、木酢液(あれば)をスプレーして虫が嫌がる臭いをつけておく。
私の気持ちなのですが・・・
虫が湧いても、くれぐれも、殺虫剤など使われないようにしていただけたらな〜と思います。
万が一、虫が発生してそれをどうにかしたい場合は、黒いビニール袋に入れて熱でやっつけるという手もあるらしいです。
コンポストをやって、虫達も微生物と同じく、有機物分解の立役者の一員であることに気付き・・・
これまでの自分の生活がいかに虫と分離していたか、そして、自然の循環からかけ離れていたかということに気付きました。
人間も虫も、同じ生態系の仲間・・・なんですよね。
っていうのはちょっと大袈裟でしょうか。
でも、なんだか価値観が変わったような気がします。
最近読んだ自然農法の本が何冊かありますが・・・コンポストを通してうっすら感じていた虫達への意識は間違っていなかった!と確信できました。
近く、農作業を始めるつもりでいますので、その辺も書けたらなあと思っています。
かなり長くなりましたので、今日はこのへんで・・・。
Posted by 森口智美 at 22:28│Comments(1)
│ダンボールコンポスト/微生物
この記事へのコメント
うちのコンポスト・・庭にあるからか、ハエの子供たちが、それはそれは沢山います。
最初は、正直引きましたが、毎日毎日驚くほどの量の生ゴミを
食べてくれるんで、ちょっと、有難いなぁ~とか思えて、
「発生した」んじゃなくて、これは「飼ってる」んや!
と思える様になって来たんですよ。
そうすると・・ちょっとは、可愛いかも・・って・・(*^m^)o==3
・・そんな風に、いろんな物・生き物も、身近になって来る
と良いなぁ~~なんて思えてきています。
最初は、正直引きましたが、毎日毎日驚くほどの量の生ゴミを
食べてくれるんで、ちょっと、有難いなぁ~とか思えて、
「発生した」んじゃなくて、これは「飼ってる」んや!
と思える様になって来たんですよ。
そうすると・・ちょっとは、可愛いかも・・って・・(*^m^)o==3
・・そんな風に、いろんな物・生き物も、身近になって来る
と良いなぁ~~なんて思えてきています。
Posted by nao at 2012年06月13日 00:51
naoさん、コンポストをされているんですね!ハエの子供たち、いますか〜。食欲旺盛の良い子たちなんですね!
「発生したん」んじゃなくて「飼ってる」!!素晴らしいです*^^*
「害虫」だとか「益虫」だとか、本当はそんな区別なんてないんですよね。全ては人間の都合での区別ですよね。
皆、循環の中の一員。むしろ、そこから外れて余計なことや邪魔ばかりしてるのは人間の方だったり。。
またnaoさんのコンポストちゃんのこと、聞かせてくださいね。
私も、コンポストのことどんどんアップしていきますね!
「発生したん」んじゃなくて「飼ってる」!!素晴らしいです*^^*
「害虫」だとか「益虫」だとか、本当はそんな区別なんてないんですよね。全ては人間の都合での区別ですよね。
皆、循環の中の一員。むしろ、そこから外れて余計なことや邪魔ばかりしてるのは人間の方だったり。。
またnaoさんのコンポストちゃんのこと、聞かせてくださいね。
私も、コンポストのことどんどんアップしていきますね!
Posted by 森口智美 at 2012年06月13日 22:41
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