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2014年05月20日

岡山のパン屋さん「タルマーリー」へ行ってきました

もう1ヶ月ほど前のことですが…
岡山県真庭市にあるパン屋、「タルマーリー」さん主催のワークショップに参加してきました。


ワークショップは、マクロビオティックの中島デコさんによるタルマーリーのパンに合うマクロビお料理。


タルマーリーはパン屋さんとしてというより先に「田舎のパン屋が見つけた 腐る経済」という本で知り、どうしても行ってみたいと思っていました。


岡山へ行く前に奈良でお話を聞きに行く機会を得ることができ、そして今回は念願かなって真庭市のお店へ。


そして、念願のタルマーリーのパンたち!


タルマーリーのパン酵母は自家製酵母。特に、酒種の麹菌は菌が降りてくるのを待つ…という神秘的なもの。
そのために、古民家をご自身で天然の素材だけを使って改築されたそうです。


素材も、近場のもの、そして、菌が認めるものを使われています。
例えば有機栽培などでも、使われている肥料などによってはうまく菌が育たなかったり…
それほど期待していなくてもうまく育つちゃんとしたものがあったり…

人は見た目や値段や有機だとかそういう情報からしか判断できないけれども、菌は全て知っている。
全て「菌が教えてくれる」そうです。










パン職人のご主人、格さんは、3月にお話を伺った時に
「真っ当なものを作れば環境を守ることができる」と言われていたのが印象的でした。

本当にそのとおりだと思います。
何が真っ当で、何がそうでないのか…
定義することは難しいですが、大量生産、格安食品、生産性や安定性を高めるための手段を用いられた食品…それらがこれからも持続可能で環境を守って行けるのか、そして、人の健康も守ることができるのか…私の中では疑問がたくさんです。


格さんは、レシピでも、開店準備でも、何でも聞いてくださいと呼びかけてくださっていました。
真っ当だと信じることを共有できる人は、ライバルではなく仲間…そんな気持ちなんでしょうね。
私もいつかタルマーリーさんで修行させてもらいたいです。

格さんの「腐る経済」、とてもおすすめです。
私はムヒカ大統領の演説を読んだ時、この本のことを思い出しました。
とても深いです。

そうそう、畏れ多くも奈良でお会いした時に私のパンを格さんに試食していただきました。
その時に塩の量を指摘していただいて、それから250gの粉に対して5gの塩を入れるようになりました。
あれ以来、パンの満足度(私の個人的な満足度ですよ)がぐっと上がったんです♪

↑いかにこのパンが美味しいか…熱弁の息子(笑)

さてさて、長くなってしまったので…
ワークショップのことは改めてご紹介したいと思います。



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