ロハス生活のススメ › 2014年01月06日

2014年01月06日

ダンボールコンポストの失敗例〜アメリカミズアブ〜

ダンボールコンポストをされている方ならきっと知ってる…アメリカミズアブ。


昨年夏、稼働中のコンポストがやられました。
知らぬうちに卵を産みつけられたようで…
元気な幼虫達がコンポスト内に!!

この幼虫たち、見た目がちょっと…
でも、すごい働き者で、外国では堆肥を作るための益虫扱いらしいですよ。
確かに、すごい食べてる!そんな感じ。
でもやはり見た目はあまり好きではない感じです^^;

幼虫達はとてもタフで、卵をカバーの外に産みつけられたとしても、孵化すると自らコンポスト内を目指していくそうです。


ということでできるだけ成虫を寄せ付けないようにすることが必要…
成虫は臭いを嗅ぎ付けてやってくるらしいです。
対策としては…
①コンポストの分解能力をしっかり維持すること
②生ゴミは基材の中にちゃんと埋める

①は適切な水分量と日々の切り返し(かき混ぜ)が大切。
②は日々の生ゴミが投入されていくにつれて少し難しくなるかも。。。せめて新しい生ゴミは中に埋めますが…(まだ未分解のものが上にきてしまったり…)

なのでうちでは①を重点的にやっています。



さて、このアメリカミズアブの幼虫達…
とてもタフです(笑)

幼虫が発生している時にコンポスト内が高温になるとほとんど死んでしまうと言われます。
(高い時には60度を超えます)

(↑以前、温度計を持っていた時の写真です)
しかし、高温でも死なずに箱の隅に避難する幼虫続出。
中には、脱出するというツワモノもいたりします^^;
(どうやって出たのか謎です)
※脱出しそうな時にはコンポストの周りにゴキブリホイホイをセットしておくとひっかかります。幼虫も嗅覚が優れているみたいで、ゴキブリ用吸引剤の匂いに寄ってくるみたいです。
(そして、どうやって入るのか謎です・笑)

ただ、アメリカミズアブがわいてしまったとしても…
嫌な見た目とちょっと嫌なにおい(なんだか独特の匂いがするんです。もちろん、コンポストの中だけですよ)以外は害を受けることはほとんどありません。
(成虫もアブという名がつきますがアブではなく人を刺しません)

なので、生まれてしまったら、是非とも共存してみてくださいね。
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